070903_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月3日 |
070903_01 |
新日本無線 |
半導体集積回路 |
その他IC |
デジタル情報家電用 |
ワンセグ放送受信用に特化し低雑音と高い線形性を重視した増幅器用ガリウムヒ素モノリシックマイクロ波IC
新日本無線は、ワンセグ放送受信用の低雑音増幅器(LNA)としてガリウムヒ素(GaAs)モノリシックマイクロ波IC(MMIC)「NJG1131HA8」のサンプル出荷を開始した。サンプル価格は50円で今月から量産を出荷する。
新製品は、同社初のワンセグ放送に特化したLNA製品。携帯電話などワンセグ受信端末の受信感度不足に対応する目的で、低雑音、高い線形性といった性能を重視したLNAとして開発した。
特性面、消費電力面で優れるGaAsプロセスを使用。3.4mAの低消費電流や低雑音指数(NF=1.4デシベル、620メガヘルツ時)、「P―1デシベル(IN)=マイナス5.0dBm」「IP3=プラス5.0dBm」の高い線形性を実現した。
ESD保護素子内蔵により、静電耐圧実力値はMM法プラスマイナス150V、HBM法プラスマイナス2000Vとなっている。
パッケージは1.0×1.2×0.38ミリサイズのUSB6―A8を採用している。
同社では、ワンセグ受信機能を持つ携帯電話やカーナビ、PND(個人用位置情報端末)などへの搭載を目指して、機器・モジュールメーカーへの拡販を行う。
また「アンテナ内蔵型のワンセグ受信端末にも対応する、さらに特性の良い製品や、各国のモバイル向け放送に対応した製品を今後、開発していく」としている。
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