070815_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
8月15日 |
070815_01 |
双信電機 |
受動部品 |
フィルタ |
移動体通信機器用 |
面積比で従来品の10分の1の小型化を実現した携帯機器に搭載のFMラジオ用超小型積層フィルター
双信電機は携帯電話、携帯音楽プレヤーなどに搭載されるFMラジオ用に超小型の積層フィルター「FFシリーズ」を開発し、販売を開始した。08年3月期の下半期には月間500万個を見込む。
同社はこれまでFMラジオ用フィルターとしてセラミックの単板上にコイルとコンデンサを印刷で形成したプリントフィルターを供給してきた。
最近では小型、薄型化のニーズが活発化していることに応え、最新のマテリアル、プロセス、評価技術を融合し、今回積層タイプのフィルターを商品化したもの。
新製品は独自開発の高透磁率の磁性体材料および高誘電率の誘電体材料を用い、これを積層し、同時に一体焼成することで、面積比で同社従来品に比べ10分の1の小型化を実現した。
FMチューナおよびFMトランスミッタ用のBPF(バンドパスフィルター)であり、低損失で多様なユーザーニーズに応えるため、マッチング回路などを内蔵する高機能タイプのバリエーションを用意している。
FMチューナ用はBPFとマッチング回路を内蔵した1.6×0.8×0.55ミリメートルサイズの「FF958」、サイズが2×1.25×0.9ミリメートルの「FF851」を品揃え。
FMトランスミッタ用はLPF(ローパスフィルタ)で、1608サイズの「FF921」、BPFとマッチング回路を内蔵した2125サイズの「FF811」および「FF861」を用意した。 |