070803_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
8月3日 |
070803_01 |
ルネサス テクノロジ |
半導体集積回路 |
マイコン・DSP |
自動車機器用 |
フラッシュマイコンでは業界初の90ナノプロセスを採用した自動車のエンジンなどの制御プログラム開発向け32ビットSHファミリー
ルネサス テクノロジはこのほど、自動車のエンジンやトランスミッションなどの制御プログラム開発向けに、フラッシュマイコンでは業界で初めて90ナノメートルプロセスを採用した、32ビットSuperHファミリー「SH72546RFCC」を開発、10月からサンプル出荷を開始する。サンプル価格は9万8千円。
新製品は、スーパースカラー方式およびハーバードアーキテクチャを採用した高性能CPUコアSH−2Aを搭載している。従来のSH−2ECPUコアと比較し、同一周波数で1.5倍以上の高性能化を実現している。動作周波数も200メガヘルツと従来品のSH7050シリーズの最大80メガヘルツと比較して2.5倍に高速化。CPUコアの処理性能は約4倍に向上している。
また、90ナノメートルプロセスを採用することで、業界最大容量となる3.75メガバイトのフラッシュメモリーの内蔵を実現しており、大規模プログラムの格納が可能である。加えてデータ格納用途向けにEEPROMとほぼ同等機能のフラッシュメモリーを128キロバイト内蔵しているため、データ格納用の外付けメモリーが不要となり、機器の低コスト化が図れる。
そして独自技術によりフラッシュメモリーの高速化を図るとともに、キャッシュ回路の搭載により200メガヘルツで1サイクルアクセスとほぼ同等の性能を実現している。
機能としては、多機能タイマーユニット、高速12ビットA/D変換器、CANインターフェイス、SPIなどの豊富な周辺機能やインターフェイスを搭載している。
プログラム開発用に特化した機能としてユーザーが使用するRAMとは別に大容量のシミュレーションRAMを搭載している。パッケージは、21ミリメートル角272ピンP−BGAで供給される。
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