厨房機器など温度制御を必要とするシステムに最適なAQ-Jソリッドステートリレー（SSR)スリム放熱器一体型タイプ

　松下電工は、厨房機器、包装機械など温度制御を必要とするシステムに最適なＡＱ―Ｊソリッドステートリレー（ＳＳＲ）スリム放熱器一体型タイプ（フォトトライアック方式）を８月１日から発売する。

　新製品は、ＤＩＮレールに搭載可能なスリム２８ミリの放熱器に、小型ＡＱ―Ｊ　ＳＳＲを２つ並列に並べることで、業界初の「１ａ×２タイプ」を実現した。放熱器一体型の同社従来品「ＡＱ―Ｋ」を２個使った場合と比べ、約３６％の省スペース化を実現。同時に最大５０％のコスト削減効果を得られる。

　ＤＩＮレールに取り付け可能な簡単施工（ネジ取り付けも可能）。入出力はタブ端子による簡単接続。

　バリスタ（出力側の保護素子）内蔵。入力逆接続保護機能付き。負荷電圧（ＡＣ）は７５―２６４Ｖ。定格操作電圧は４―６Ｖ　ＤＣ、１０―１８Ｖ　ＤＣ、１８―２８Ｖ　ＤＣ。価格（税別）は１ａの１０Ａタイプが２８００円、同２０Ａタイプが３３００円。１ａ×２の１０Ａタイプが4000円、１５Ａタイプが４５００円。０８年（１年後）に月2000個、２０１０年（３年後）に月１万個の販売を見込んでいる。