電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
7月11日070711_02 オータックス 接続部品 スイッチ・リレー・ヒューズ デジタル情報家電用

ピアノタイプと小型・低背タイプの超小型化を実現したハーフピッチDIPスイッチ


 オータックス(飯塚庄平社長)はこのほど、ハーフピッチDIPスイッチ「KHシリーズ」の新製品(関連シリーズ)として(1)ピアノタイプ「KHPシリーズ」と(2)小型・低背タイプ「KHTシリーズ」を開発した。

 KHPシリーズは8月1日から、KHTシリーズは10月1日から販売開始する。サンプル価格は、KHP82(8極)が250円、KHT82(8極)が200円。当初生産数は両シリーズともに各月産10万個を予定。

 新製品は、同社が1991年に世界で初めて開発したハーフピッチDIPスイッチのKHシリーズの関連シリーズ。KHシリーズは発売以来17年が経過し、現在は月産100万個を超えるロングヒット商品となっている。

 今回発売するピアノ形ハーフピッチDIPスイッチ「KHPシリーズ」は、1993年に試験的にPRしたが、市場の反応がなく、発売を断念した経過がある。

 今回、市場からの強い要請により、発売に踏み切ることとしたもの。

 特徴としては、内部機構の極超小型化により、ハーフピッチの極超小型化を実現。高密度実装可能(同社比KHS8極で体積約4割)。エンジニアリングプラスチックス使用で高耐熱性を保持。

 接点はツインコンタクト金メッキ標準仕様。SMTマウンタによる自動実装可能(エンボステープ、カートリッジなどの対応可能)。

 超薄型ハーフピッチDIPスイッチ「KHTシリーズ」はKHシリーズの小型・低背タイプで、体積比(8極)では半分以下という超小型化を実現(同社比KHS8極で体積約5割)。全高1.45ミリメートルの低背タイプ。高密度実装可能。エンジニアリングプラスチックス使用で高耐熱性を保持。接点はツインコンタクト金メッキ標準仕様。SMTマウンタによる自動実装、リフローおよび洗浄(テープシールによる)可能。

 同社は「DIPスイッチのオータックス」として、現在、年間6000万個のDIPスイッチ生産実績を持つ。


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