豊富なロジックと内蔵メモリーそして豊富なDSP機能を提供する65ナノローパワープロセスで製造される低コストのCyclone�VFPGAファミリー

　アルテラはこのほど、低コスト６５ナノメートルＣｙｃｌｏｎｅ�VＦＰＧＡファミリーにおいて最も大きな集積度を持つＥＰ３Ｃ１２０デバイスの出荷を、予定より１カ月早く開始したと発表した。

　 ＥＰ３Ｃ１２０は、台湾ＴＳＭＣの６５ナノメートルロー・パワープロセスで製造されており、豊富なロジック（５キロから１２０キロまでのロジックエレメント）、豊富な内蔵メモリー（最大４メガビット）および豊富なＤＳＰ機能（最大２８８個のマルチプライヤ）を提供する。

　 また、同等の集積度を持つ他のＦＰＧＡが、通常１Ｗ以上のスタンバイ消費電力であるのに対して、ＥＰ３Ｃ１２０のスタンバイ消費電力は２００ｍＷ以下となっている。このためワイヤレス通信インフラストラクチャ、ソフトウエア無線、ビデオ＆イメージ処理など、高集積と低消費電力の両方を必要とする広範なアプリケーションに最適である。