070628_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
6月28日 |
070628_02 |
シーゲイト |
ユニット |
記憶ユニット |
パソコン・OA機器・LAN用 |
性能・信頼性を大幅に向上させた記憶容量1テラバイトの3.5インチハードディスクドライブ企業ストレージ向けとデスクトップ向けの2機種
【ニューヨーク支局】米シーゲイト・テクノロジーズはこのほど、記憶容量1テラバイト(テラ=1兆)の3.5インチHDD(ハードディスクドライブ)を2種類発表した。家庭や企業での爆発的なデジタルコンテンツの伸びに対応するもので、容量だけでなく、性能、信頼性も従来製品より大幅に向上した。
1テラバイトのHDDは、企業ストレージ向け「Barracuda(バラクーダ)ES.2」とデスクトップ向け「バラクーダ7200.11」の2種類。3.5インチ製品としては前世代の750ギガバイトモデルに続き、先進の垂直磁気記録技術(PMR)を採用。ともにディスク回転数7200rpm、平均シークタイム8.5ミリ秒、キャッシュ容量は最大32メガバイト。4枚プラッタに計1テラバイトのデータを記録でき、低温動作、低消費電力でドライブの長寿命化を実現する。
「ES.2」は、ネットワーク接続および階層ストレージソリューション、レファレンス・ストレージ、ディスクからディスクへのバックアップ、リッチメディアコンテンツ記録などの企業向けストレージ環境に最適化された設計。
新機能「RVFF」の採用で、高集積マルチドライブシステムでも安定した性能を提供。信頼性も高く、修復不可能エラー率はデスクトップ用HDDの10分の1、1週間24時間稼働での平均故障間隔(MTBF)は120万時間。SATAのほか、オプションでSASインターフェイスも提供する。電力管理技術「パワートリム」の搭載で、全体の消費電力を従来比20%、ギガバイト当たりのワット数を55%削減する。
一方の「7200.11」は、高性能ゲーム用PCからワークステーション、デスクトップRAID向けのHDD。データ伝送速度は毎秒105メガバイト。アイドル時の消費電力8W。動作時に発生する熱量が低く、高信頼性を実現。動作音が2.7ベルと非常に低いことも特徴の一つだ。
両製品とも、今年第3四半期に出荷開始の予定。希望小売価格は「7200.11」が399.99ドル。
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