070614_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
6月14日 |
070614_02 |
アナログ・デバイセズ |
ユニット |
センサーモジュール |
一般産業用 |
バイアス温度安定性に優れジャイロスコープと加速度センサーをコスト効率よく組み合わせた低コストの多軸モーションセンサー
アナログ・デバイセズ(ADI)は、同社のiMEMSモーション・シグナル・プロセッシング技術を駆使して開発した新しい慣性測定ユニット(IMU)「ADIS16355」を発表した。7月にサンプル出荷、9月に量産開始の予定。価格は359ドル(米国における1千個購入時の参考価格)。
ADIS16355の登場で、これまで防衛、航空宇宙などハイエンドのアプリケーション向けに限られていた高度なモーション解析とナビゲーション推測航法機能を初めて産業用システムにも装備できるようになり、コストも従来の約10分の1に抑えられる。
新製品は、ジャイロスコープと加速度センサーをコスト効率良く組み合わせた多軸モーションセンサーで、X、Y、Z軸方向の線型運動およびX、Y、Z軸の周りの回転という6つの機械的自由度をすべて測定できる。また、全温度範囲の温度キャリブレーションを行っており、0.005度/秒/度Cという優れたバイアス温度安定性が特徴である。
さらに、3軸の角速度センシングと3軸の加速度センシングを組み合わせて6軸のモーション・センシング、組込みキャリブレーションとセンサー処理、センサー間のクロス補償、そして大幅な信号安定性の改善を1インチ立方以下の小さなフォーム・ファクタで提供する。低感度のアプリケーション向けにADIS16350もある。両デバイスとも23×23×23ミリメートルのコンパクトなモジュールとなっている。
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