携帯型機器用途向け3ミリ角のQFNパッケージで高度なUSB機能を搭載した効率的な多機能パワーマネジメントソリューション

　リニアテクノロジーは、携帯型機器用途向けの効率的な多機能パワーマネジメントソリューション「ＬＴＣ３５５９」＝写真＝を発売した。価格は１千個受注時２７５円から。

　 新製品は、スタンドアロン・リチウムイオン/ポリマーバッテリチャージャと２個の高効率同期整流式降圧レギュレータを内蔵。３ミリ角、高さ０.７５ミリのＱＦＮパッケージを採用している。リニアバッテリチャージャは、ＡＣアダプタ電源から最大９５０ｍＡ、ＵＳＢ電源からも最大５００ｍＡの充電電流を供給できる。

　 またフルスケールの２０％または１００％の充電電流の設定、シャットダウン/イネーブル用のＳＵＳＰピン、ＣＨＧＲピンの４つの異なる表示状態など高度なＵＳＢ機能を搭載している。

　 スタンドアロンの自動制御動作によって設計を簡素化し、充電終了用の外付けマイクロプロセッサは不要。バッテリの最終フロート電圧の精度はプラスマイナス０.４％を誇る。

　 入力電圧範囲は、２.５−５.５Ｖ。動作スイッチング周波数は２.２５メガヘルツ。