070525_06
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
5月25日 |
070525_06 |
Eインク/ダイアログ・セミコンダクター |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
一般民生用 |
キャパシティメーターや電子荷札など新規市場分野を対象とした電子ペーパーディスプレイ(EPD)用駆動IC
【ロングビーチ(米カリフォルニア州)=大橋特派員】当地で25日まで開催中の「SID2007」で、電子ペーパーディスプレイ(EPD)技術の米Eインクと半導体メーカーの独ダイアログ・セミコンダクターが、最新のEPD駆動ICを発表した。
同ICは、携帯電話やメモリーカードの消費量を計測するキャパシティメーター、電子棚札、医療用機器、スマートカードなどの全く新しい市場分野を対象としたEインクの最新EPD専用チップだ。
両社はこれまで、EインクのEPDの機能を一層高めるためのIC開発と、EPD技術の可能性を広くディスプレイ業界に認識させることを目的に協業。今回の新IC開発も、この提携の延長線上にあるという。
Eインクが全く新しい分野をターゲットに開発したEPDは、表示切り替え速度と輝度を高めた、同社の「Vizplex」画像フィルム技術をベースにしたもの。
ダイアログは今回、この最新ディスプレイ専用に、電源とインターフェイス回路を統合したICを開発。様々な用途向けにファミリー製品として提供する。また、開発ボードとソフトウエアツールも提供し、顧客企業が同ICを搭載した電子ペーパーの試作品を簡単かつ迅速に作成できるようサポートする。
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