070418_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
4月18日 |
070418_02 |
テキサス・インスツルメンツ |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
一般産業用 |
9ミリ角の小型パッケージに4/2チャンネル内蔵の高速・低消費電力・高性能を提供する分解能14/12ビットのADコンバータ
日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI、山崎俊行社長)は17日、高速、低消費電力、高性能を提供する分解能14/12ビットのADコンバータ「ADS6000」の製品化を発表した。9ミリメートル角の小型パッケージに4/2チャンネルを内蔵、基板実装面積を従来品比50%低減させた。TIでは評価モジュールの提供など開発サポート体制を充実し、顧客の市場投入時間の短縮に貢献できる体制も充実、高速ADCの主力製品としてビジネス拡大を図る。
高速アナログ・デジタル・コンバータ(ADC)市場は主に通信アプリケーションの成長により、12年には06年に比べ2倍以上の13億ドル(約1500億円)と高い伸びが予測されている。
今回、開発された新製品ファミリーは、さらに高性能化が要求される高速ADC市場に対応するため開発された。
ADS6000の特徴は、ファミリー内でピン互換性を備えたマルチチャンネルで、業界最高速(125MSPS)。
SPI(シリアル・パラレル・インターフェイス)経由の内蔵ゲイン調整アンプの制御モード、特定アプリケーション向けに性能のカスタマイズができる。
また、ドライバー電流および内蔵の終端抵抗および調整可能で、消費電力の低減、出力信号の品質向上とデータ取得も容易。
さらに、少ピン1パッケージ化によって、システムの消費電力、冷却性能の向上など低消費電力化を実現している。
通信、画像処理、試験・計測、医療、ビデオなどADC性能が装置の仕様に影響する最先端アプリケーションにおいて分解能、変換レート(125/105/80MSPS)、チャンネル数に応じて最適な製品を選択できる。全12品種。
変換レートが125MSPSの一部製品は既に出荷中。シリアルLVDS出力およびパラレル出力搭載製品、2チャンネル内蔵の製品はサンプル中で量産時期は07年後半を予定している。 |