070417_04
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
4月17日 |
070417_04 |
スミダコーポレーション |
ユニット |
センサーモジュール |
自動車機器用 |
従来の磁気式センサーでないうず電流を応用した高い作動周波数で磁界乱ノイズの影響を受けにくいアブソリュート型ロータポジションセンサー
スミダコーポレーションは、グループ会社・VOGT社が開発したアブソリュート型ロータポジションセンサーの国内販売を開始する。自動車分野を中心にアプリケーション開発を展開していく。
この製品は同社の欧州における自動車向け電子部品を得意とするグループ会社が開発したもの。従来の磁気式センサーである強磁性体を用いない構造で、うず電流を応用した高い作動周波数であることから、モーターなどから発生する磁界乱ノイズの影響を受けにくい特性を持っている。また、モーターなどの回転軸を貫通した配置が不要で、多様な軸倍角に対応が可能なことから、高い設計自由度が得られる。
自動車分野では燃費性能の向上、快適性の向上を目的にハイブリッド車、電動パワーステアリングなどの電気、電子システムの開発が進められている。その中で、モーターの高性能、高効率を得るために、ロータの回転角度センサーが採用され、電動パワーステアリングでは回転角、操舵トルクを検出するための角度センサーの採用が広がっている。
新製品はこうした動きに対応した。
従来のこの分野でのセンサーはモーター、発電機などの機器内部、あるいは近傍に取り付けられていたことから磁界ノイズへの対策が不可欠だった。 |