070403_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
4月3日 |
0700403_02 |
ザイリンクス |
半導体集積回路 |
セミカスタムIC |
デジタル情報家電用 |
TI社のDSPへの補完を可能にする低価格・高性能の高コスト効率と使い勝手の良さが特徴のDSPソリューション2品種
ザイリンクスは2日、DSP(デジタル信号処理プロセッサ)ソリューション戦略強化の一環として、低コストの「Spartan−DSP」シリーズの開発を発表した。開発ボードと設計用ソフトも発表。ワイヤレスやビデオなどの用途分野に向け、07年第2四半期(4−6月)からの市場投入を予定している。
新シリーズは、同等性能を持つDSP機能向けにリコンフィギュレーションが可能な他の製品と比べ、50%以上少ないダイナミック消費電力で動作し、30ドル以下で20GMACSの高性能が特徴。
プログラマブルDSPのコプロセッシング・プラットフォームとして使用。これにより信号処理チェーンにおけるシステムロジックの多重化や統合化、新しい周辺回路やバス・インターフェイスおよび性能アクセラレータとして、信号処理システムで、TI社のDSPへの補完を可能とする。
同社のDSPソリューションとしては、Virtex−4SX、同Virtex−5XTに加わるもので、関連デバイスの選択肢を広げる。
新シリーズは、コスト要求が厳しい、高性能な信号処理のアプリケーションをターゲットとする。
主な用途は、ビデオおよびコンスーマ・アプリケーションで、最もコスト効率の高いデバイスとして無線通信基地局、監視システムや放送機器、さらに医療用3D映像機器など。
2品種あり「3SD3400A」(ロジックセル数37440、価格44.05ドル)は既にサンプル出荷中。「3SD1800A」(同53712、価格29.85ドル)は、07年第2四半期中の提供開始を予定。
「TIのDSPとザイリンクスのFPGAを組み合わせることで、より高いパフォーマンスを実現できる。新シリーズは市場が求める価格、性能、消費電力の3要素をバランス良く備え、高コスト効率と使い勝手の良さが特徴」(IPソリューション&エンベデッド・プロセシング事業部/マーク・アルダリング副社長)。
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