070329_06
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月29日 |
070329_06 |
富士通 |
半導体複合部品 |
機能モジュール |
通信インフラ用 |
毎秒40ギガビットの光伝送システム用DPQSK方式に対応した世界最高性能の低駆動電圧LN変調器
富士通はこのほど、現在導入が進みつつある毎秒40ギガビットの光伝送システム用として、DQPSK方式に対応した世界最高性能の低駆動電圧LN変調器(ニオブ酸リチウム結晶を用いた光変調器)を開発、6月1日から販売を開始する。価格は個別見積もり。販売目標は07年度10億円。
従来のLN変調器は、40ギガビットのDQPSK信号を生成するためには、10V以上の20ギガビット/秒の高速電気信号で駆動する必要があり、駆動回路の消費電力が大きく小型化、高信頼性確保が課題となっていた。
新製品は、駆動電圧を世界最小の4.0Vまで低減させ、商用システムへの搭載に適した実用的な変調器を実現した。
また、高品質のDQPSK信号を生成するために、光応答周波数特性の広帯域化が必須となるが、製品化済みの40ギガビット/秒のLN変調器と同等の技術を用いて25ギガヘルツの帯域を実現している。
さらに、複数の高速電気信号入力端子を変調器の片側に近接して配置することで、駆動回路側でこれらの電気信号間の時間遅延差を特別に調整することなく,DQPSK信号を生成することができる。
高速電気信号と変調器制御用DCバイアス信号にそれぞれ別の入力端子を設けることで、両親号を合成する筐体外側の電気回路が不要になる。
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