電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
3月30日070330_01 ローム 半導体集積回路 汎用リニアIC デジタル情報家電用

耐量で業界トップクラスの約2倍の4kV(HBM法)の高ESDを実現したCMOSオペアンプ/コンパレータ24機種


 ロームは、CMOSオペアンプ/コンパレータ市場に参入する。オペアンプ、コンパレータは、ともにバイポーラプロセスで商品化しているが、デジタルカメラ、デジカメムービー、ノートPC、ゲーム機などの携帯機器、センサーアプリケーションなどの高速化、低消費電流化ニーズに応え、CMOSプロセスでも商品化していくことにした。

  市場参入は後発となるが、CMOSオペアンプ/コンパレータでは耐量で業界トップクラスの約2倍の4kV(HBM法)の高ESD耐量を実現した1チャンネル品、2チャンネル品の24機種を7月から08年3月にかけて発売。世界で600億円と言われるオペアンプ/コンパレータ市場でシェア獲得を目指す。

  まず、1チャンネルオペアンプ(消費電流70マイクロアンペアの低消費電流タイプ、スルーレート1.1V/マイクロ秒の高速タイプ2機種ずつ)、1チャンネルコンパレータ(同5マイクロアンペアの低消費電流タイプ、応答時間0.55マイクロ秒の高速タイプ2機種ずつ)を4月にサンプル出荷を始め、7月から月産1千万個で量産を開始する。08年3月までに全24機種をラインアップし、CMOSオペアンプ/コンパレータシリーズで月産3千万個に引き上げる。

  生産は前工程がロームアポロデバイス(福岡県)で、後工程はローム インテグレイティッド システムズ(タイランド)でそれぞれ行う。

  CMOSオペアンプ/コンパレータは、電源電圧1.8ボルトから動作可能な入出力フルスイング。1ピコアンペアの低入力バイアス電流。

  今回量産する1チャンネル8機種はマイナス40−プラス105度Cの広動作温度範囲。パッケージにSSOP5を採用した。今後、ラインアップする16機種は、動作温度範囲マイナス40−プラス85度C。パッケージMSOP8またはSOP8。


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