070329_05
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月29日 |
070329_05 |
三洋半導体 |
半導体素子 |
ディスクリート |
一般民生用 |
TSSOP8の外形クラスで業界初の180A大電流対応・2.5Vの低電圧駆動を実現したカメラフラッシュ用IGBT
三洋半導体は、カメラフラッシュ用のIGBTで、TSSOP8外形クラスで業界で初めて180Aの大電流対応、2.5Vの低電圧駆動を実現したTIG032TS(サンプル価格70円)を開発、4月からサンプル出荷を開始し、07年第2四半期で月産100万個を計画している。
デジタルカメラの高画素化やスリム化が急速に進み、キセノンフラッシュの調光制御には、高耐圧で大電流の取れるスイッチングデバイスが求められている。新製品のTIG032TSでは、チップ性能の改良とともに、独自のボンディング・ワイヤレス外形技術を融合させ、業界最高性能のVCE(サチレーション電圧)となる最大4.7Vを実現。
また、業界で初めて外形サイズを拡張せずに、TSSOP8パッケージ(実装面積3.0×6.4ミリメートル)でパルス・コレクタ電流の180A(ゲート電圧4V時)対応を実現した。
従来は、フラッシュ制御IGBTの駆動には内部の5V電源を使用していたが、低消費電力化や低価格化への対応として、2.9−3.3Vを使う傾向となっている。同社では、低電圧駆動へのニーズと検討が進んでいる携帯電話のフラッシュ発光源としてのキセノン管の採用などを見越し、チップ表面電極の改良、ボンディング・ワイヤレス外形による動作時電流の均一化などにより、VGE2.5V(ICP150A)の低電圧駆動にも対応可能とした。
これらの特徴により、セットのスタミナアップや、低価格化に貢献できるとしている。
|