070326_05
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月26日 |
070326_05 |
アナログ・デバイセズ |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
デジタル情報家電用 |
モバイルWiMAX端末向け消費電流を他社製と比較して半分に抑えてバッテリ寿命を延長し信頼性の高い接続を保証するパワーアンプ
アナログ デバイセズ(ADI)はこのほど、モバイルWiMAX端末のバッテリ寿命を延長し、信頼性の高い接続を保証するパワーアンプ「ADL5570」を開発、サンプル出荷を開始した。価格は3ドル(米国における1万個受注時の参考単価)。量産は5月の予定。
ADL5570は、2.3ギガから2.4ギガヘルツ帯での動作用に最適化されているが、2.5ギガから2.7ギガヘルツの周波数帯でも優れた性能を提供する。
他社のWiMAXパワーアンプと比較して、消費電流を半分に抑え、業界最先端の20%以上という電力付加効率を提供する。この低消費電力性能が、ヒートシンクの必要性を減らし、システムの信頼性を高めるため、サイズ、コスト両方の低減が可能になる。
また、直線性に優れ、出力1デシベルコンプレッション・ポイント(P1dB)は31dBmで、3.5V電源で、かつ2.35ギガヘルツにおいて、最高26dBmの出力パワーレベルまで直線領域で動作する。さらに、EVM(エラー・ベクター・マグニチュード)を3%未満に保つことで、システム・レベルの信号ノイズを最小化する。
3.2Vから5.5Vの単一電源で動作し、消費電流は、250mAとなっている。
出力レベルが10dBm以下の動作の場合は、低消費電力モードとなり、動作電流は100mA、静止電流は70mAで最適化される。パッケージは、4ミリメートル角の16ピンLFCSPで供給される。
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