070309_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月9日 |
070309_02 |
アルプス電気 |
接続部品 |
スイッチ・リレー・ヒューズ |
一般民生用 |
携帯電話やノートPCなどのフタの開閉の検知用として広範囲に高精度で磁界を検知できるセンサー・スイッチング出力タイプ
アルプス電気はこのほど、携帯電話やノートPC(パソコン)などのフタの開閉を検出する高精度磁気センサー・スイッチング出力タイプ「HGDシリーズ」を開発、今月からサンプル出荷を開始する。サンプル価格は300円。4月から量産開始、10月には月2500万個にする予定。
新製品は、携帯電話の折り畳み機構や、冷蔵庫・洗濯機などの扉・フタの開閉検出に使用する高精度の磁気素子を使った磁気センサーで、ほかの磁気素子に比べ、広範囲の磁界を高精度に検知することができる。このため、センサーとしても磁界の検知範囲が広く、製品設計の自由度が高い。
磁界検知は、1方向だけの磁界を検知する単極1出力、2方向の磁界をそれぞれ検知、一つの信号として出力する双極1出力、2方向の磁界をそれぞれ検知、それぞれ別の信号として出力する双極2出力の3種類を揃えている。
さらに、端子を製品本体の裏側に配置し、サイズも業界最小レベルの小型化を実現したMAP(モールド・アレイ・パッケージ)と、実装を容易にするために、端子を製品本体の側面に出したSON(スモール・アウトライン・ノンリーデッド)の2種類をラインアップしている。
感度も2.0、3.0ミリテスラと、ほかの磁気素子と比較して高い信号出力を持っている。このため、信号処理回路を最小限にとどめることができる。動作電圧は2.4―5.5V、平均消費電流は2マイクロAと業界トップクラスを実現している。また、製品の低電圧化に対応する1.8V動作品も開発中である。
|