070307_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月7日 |
070307_03 |
三菱電機 |
光関連部品 |
光部品、光モジュール |
通信インフラ用 |
世界最高レベルの低消費電力でXFP MSAに準拠した毎秒10ギガビットの信号を40キロメートル伝送可能な光通信用トランシーバ・モジュール
三菱電機はこのほど、世界最高レベルの低消費電力でXFP MSAに準拠した毎秒10ギガビットの信号を40キロメートル伝送可能な光通信用トランシーバ・モジュール「MF―10KSXA―008ZA」を開発、6日からサンプル出荷を開始した。サンプル価格は17万円(税抜き)。量産開始は5月。
新製品は、消費電力の少ない新開発の光変調器集積レーザーを送信用光源として搭載することによって、消費電力を従来比約30%低減し、2.5Wを実現している。
この低消費電力化により、光伝送装置1台当たりに実装できるモジュール数を3割程度増やすことが可能になり、施設コストの削減に貢献する。
また従来、定評のあるPLL回路(位相差同期ループ回路)を採用することで、9.95ギガから11.1ギガビット/秒の伝送レートに対応でき、SONET/SDH、10ギガビットイーサネット、および10ギガビットファイバ、チャンネルなど、伝送レートの異なる光伝送システムの構築が容易になる。
同社では、07年度中に11.3ギガビット/秒への高速化、および広温度保証対応(マイナス5度C―85度C)に拡張することを計画している。
主な仕様は次のとおり。
▽出力波長=1550ナノメートル
▽動作温度範囲=マイナス5度C―70度C、外形寸法=幅22.15×奥行き77.9×高さ13.3ミリメートル。
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