電波プロダクトニュース



070307_04
 
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
3月7日070307_04 ナショナル セミコンダクター 半導体集積回路 汎用リニアIC 一般産業用

銅ケーブル上でLVDS/LVPECL/CML信号の伝送距離を最大400メートルまで延長できるケーブル・エクステンダ・チップセット


 ナショナル セミコンダクター ジャパンは、銅ケーブル上で150メガビット/秒から1.5ギガビット/秒の速度で、LVDS(小振幅差動信号)、LVPECL(ロー・ボルテージ・ポジティブ・エミッタ・カプルド・ロジック)、およびCML(カレント・モード・ロジック)信号の伝送距離を、最大400メートルまで延長でき、消費電力がわずか360mWという、業界で最も低電力のケーブル・エクステンダ・チップセット「DS15BA101」と「DS15EA101」を発売した。

 新製品は、同社が特許を持つシリコン・ゲルマニウム(SiGe)BiCMOS―8プロセス技術で製造されており、シリアライザ/デシリアライザ、FPGAからのシリアル・データのCAT5、同軸ケーブルでの伝送距離延長を光ファイバの約半分のコストで実現する。

 DS15BA101は、可変ケーブル・ドライバーで、8ピンLLPパッケージで供給される。3.3Vの単一電源で動作し、消費電力は1.5ギガビット/秒時に150mWで、マイナス40度C―85度Cまでの工業用温度範囲をカバーしている。

 DS15EA101は、アダプティブ・イコライザで、16ピンLLPで供給される。これは、銅ケーブルでの伝送データのイコライゼーションに最適で、マイナス40度C―85度Cまでの広い温度範囲にわたって、150メガビット/秒から1.5ギガビット/秒の速度で伝送が可能である。3.3Vの単一電源で動作し、消費電力は1.5ギガビット/秒時に210mWとなっている。


| 全新製品情報 | 一般電子部品:製品別リスト |
|
電子デバイス:製品別リスト | 電子デバイス:用途別リスト|
|
ホームページへ戻る | 次データへ |