電波プロダクトニュース
070215_07
自動車電装用や家電用などの各種モーターに使われる世界最高磁力の新組成フェライト磁石 従来品の最高磁気特性フェライト磁石(9Bシリーズ)と比較し、大幅な特性改善を図ったもので、フェライト磁石として最高磁気特性を実現するとともに、低温下での減磁しにくい温度特性を持つ。優れた磁気特性により、モーターの小型・軽量・薄肉化が可能。NEOMAXの熊谷製作所、フェライト九州事業所の2拠点で近く量産開始する。販売計画は、08年度に年間10億円、2012年度には年間50億円を目指す。 従来の最高磁気特性フェライト磁石は、1998年に日立金属(磁石部門は04年に現在のNEOMAXに統合)が開発したLa(ランタン)−Co(コバルト)置き換えSr(ストロンチウム)フェライト磁石「9Bシリーズ」。今回発明した12Bシリーズは、9Bに比較してコバルトの添加量を増加させるなどの工夫を加え、高性能化を図った。 12Bシリーズは、高い残留磁束密度(Br)と固有保持力(iHc)を同時に実現。保持力の温度係数がLa−Co置き換えSrフェライト磁石の約3分の2に低減されたため、低温でも減磁しにくく温度変化に強い。同シリーズを用いることで、モーターを3割程度小型化することが可能だという。 |
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