電波プロダクトニュース
070215_06
分解能10ビット変換速度毎秒80メガサンプルのA/D変換を動作電圧0.8V,6.5mWの消費電力で実現するパイプライン方式A/D変換器 富士通研究所はこのほど、分解能10ビット、変換速度毎秒80メガサンプルのA/D変換を動作電圧0.8V、6.5mWの消費電力で実現するパイプライン方式A/D変換器を開発した。 近年のモバイル通信機器は、電池駆動という電源の条件下で、より長時間安定して動作することが求められている。こうした低消費電力を実現するには低電源電圧化が一番とされる。 新技術は、製造時の素子特性ばらつき、動作時の温度、電源電圧などが変動しても、回路内に設定されたトランジスタに必要な電圧設定を最適の保持する機能を持つアナログ回路技術を開発。これにより、最小マージンで動作点を設定でき、電源電圧が下がってもアナログ特性を維持することが可能になった。 この技術は、ほかのアナログ回路にも幅広く応用することができ、画像機器や通信機器向けシステムLSIの低消費電力化が可能となる。 |
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