電波プロダクトニュース
070215_05
0.05ミリメートル角厚さ5マイクロメートルで粉末状の世界最小の非接触型ICチップ 日立製作所中央研究所はこのほど、0.05ミリメートル角、厚さ5マイクロメートルで粉末状の世界最小の非接触型ICチップを開発、動作確認に成功した。 今回、開発した非接触型ICチップは、90ナノメートルでの微細なSOI(シリコン・オン・インシュレータ)技術と電子線描画によるメモリー技術を用いることにより実現したもの。06年2月に発表した0.15ミリメートル角、厚さ7.5マイクロメートルの試作ICチップと比較して面積を9分の1に縮小した。 これにより、ウエハー1枚当たりから取れるチップの数が飛躍的に増加し、現在製品化されているミューチップ(0.4ミリメートル角)と比較すると60倍程度の生産向上が見込めるとしている。 今回の大幅な小型化により、商品券などの有価証券や各種証明書の認証など、幅広い用途での利用が可能になり、RFIDタグの新たな利用分野を開く技術として注目される。 この成果は、11日から米国サンフランシスコで開催中のISSCC(国際固体素子回路会議)で発表された。 |
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