電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
1月29日070129_01 ボッシュセンサーテック ユニット センサーモジュール 自動車機器用

3ミリ角で高さ0.9ミリと超小型で低消費電力のデジタル出力式3軸加速度センサー


 独ボッシュグループのボッシュセンサーテック(ドイツ・クスターディンゲン)は26日、(1)超小型(3ミリ角×高さ0.9ミリメートル)(2)低消費電力(3)プログラム可能な割り込み機能―などの特徴を持つデジタル出力式3軸加速度センサー「SMB380」を開発、サンプル出荷を開始したと発表した。携帯電話での落下検知や運動検知など、各種携帯機器でのセンシング用途に最適。今年6月からの量産開始を予定している。

 SMB380は、第2世代の3軸加速度センサーとして開発したもので、現状品と比較して約50%の小型化を実現。消費電力は、通常使用時200マイクロA、スタンバイ時1マイクロA、セルフウェイクアップモード使用時平均10マイクロA以下。

 同センサーは、動きを検知し、割り込み回路で信号を出力する機能があり、なおかつプログラム可能。割り込み信号を発生させる値を高G側と低G側で同時設定したり、割り込み信号の復帰するタイミングをヒステリシスの設定で調整したり、割り込み信号を発生させるタイミングを遅らせる設定など、様々なプログラムが可能。これにより、プロセッサの付加を軽減し、特殊なアルゴリズム不要のため、機器メーカーの開発サイクル短縮に貢献する。

 ボッシュは、MEMSプロセスのパイオニアとして、18年以上の豊富な経験を持ち、累計6億個以上のMEMSセンサー出荷実績を持つ。自動車用センサー技術をベースに、05年以降、民生機器向けMEMSセンサーの展開を図っている。



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