電波プロダクトニュース
070123_02
65ナノの加工技術を採用した高性能マルチメディア形態電話向けフラッシュメモリー 【ニューヨーク支局】米スパンションはこのほど、線幅65ナノメートル の加工技術を使用した、高性能マルチメディア携帯 電話向けフラッシュメモリー製品「MirrorBit(ミラービット)ORNAND」系列のサンプル出荷を開始した。 テキサス州オースティンにある同社主力工場「ファブ25」で製造。07年第3四半期前半にも量産出荷の予定だ。 65ナノメートル「ミラービットORNAND」系列は512メガビット、1ギガビット、2ギガビット製品で構成。これを採用することで携帯電話メーカーは、ストリーミング対応のデジタルテレビ、最大5メガピクセルのマルチショット写真撮影、CD品質のオーディオといった次世代端末向けの多彩なマルチメディア機能を実現できる。 同社のNOR型フラッシュメモリー「ミラービットNOR」と組み合わせ、マルチチップ(MCP)ソリューションとして利用すれば、純粋なコードシャドーイング・ソリューションに比べ、待機モード時の省電力化と、起動時間の高速化が可能になるとしている。 バートランド・カンブーCEOは「65ナノメートル・ミラービット技術への移行により、大容量で低コストのソリューションの生産が可能となり、当社のハイエンド向け製品を強化できる。携帯電話メーカーは、これまで以上に革新的な高性能マルチメディア端末の開発が可能になる」と述べた。 同社は技術革新を加速させる企業戦略の一環として、米カリフォルニア州サニーベールにある、サブミクロン開発センターで、300ミリウエハーを使用し45ナノメートルミラービットの開発に既に着手。現在、設備の搬入を進めている日本の300ミリ施設、SP1では08年中盤にも45ナノメートルミラービットを量産開始の計画だ。 |
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