電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
12月21日061221_02 ローム 半導体集積回路 専用IC 一般産業用

30−300万画素のセキュリティカメラに対応し完全ハードウェア構成を実現したセキュリティ用高速画像処理LSI



 ロームは、セキュリティカメラ向けの高速画像処理LSIを開発し、量産を開始した。セキュリティ用画像処理LSIの商品化は初めて。これまで、汎用DSPにソフトで書き込んでいたセキュリティカメラ用ファームウエアもハードウエアで対応し、カメラ画像の高速画像処理LSIの完全ハードウエア構成を、業界で初めて実現した。30−300万画素カメラに対応した5品種を取り揃えた。セキュリティカメラ用画像処理LSIシリーズとして、今後ラインアップしていく。

 高速画像処理LSIは、カメラ画像回転、H/V反転処理、任意サイズ切り取りなどの画像編集や、デジタルリニアズーム、フレーム合成、アイコンオーバーレイなどの画像アレンジ、JPEGコーデック、MGPEG4コーデックなどの画像処理をハードウエア処理した。半年から1年かけて開発していた画像処理のための汎用DSPソフトウエア開発が不要で、コントローラの負担をなくし、高速処理、低消費電力化を可能にした。消費電力は0.13マイクロメートルCMOSプロセスを採用したハードウエア処理で、消費電力が汎用DSPによるソフトウエア対応の従来品の約10分の1。

  高精細300万画素カメラ対応のカメラDSP内蔵タイプ「BU65554GVW」(パッケージ120ピンSBGA)、長時間録画や低速伝送対応のMPEG4動画処理内蔵タイプ「BU6582GVW」(同)、画像と同時に音声の録音や音声ガイドが行えるADPCMコーデック内蔵の「BU6569GVW」(同)、JPEGコーデック内蔵タイプの「BU6566GVW」(99ピンSBGA)、「BU6568GV」(同)の5品種を取り揃えた。


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