電波プロダクトニュース
061127_01
ノートPCなどの小型機器の光ディスクドライブやハードディスクドライブに最適な電源用IC 12月から量産出荷を開始し、月産150万個を予定する。サンプル価格は136円。新製品は、DC/DCコンバータとシリーズレギュレータ、およびリセット回路で構成。DC/DCコンバータは、PWM方式を採用し、同期整流降圧型のため、5ボルト入力から1.5ボルト程度の低い電圧を出力する時にも高効率で変換でき、最大800ミリワットの電流を供給できる。 出力電圧は、外付けの抵抗で設定可能のため、様々なコア電圧のLSIに対応が可能。 シリーズレギュレータは、高いリップル除去率(70デシベル、1キロヘルツ)を持ち、最大400ミリワットの電流を供給できる。出力電圧は3.3ボルト固定。 リセット回路は、入力の電流電圧の監視を行い、オープンドレイン出力で、復帰遅延回路(65ミリ秒)を内蔵。検出電圧は3・7ボルト(立ち上がり時)固定。SDN―10(3.0×2.5×0.7ミリメートル)の小型パッケージに搭載、実装面積を小さくでき、特に、ノートPC向けの小型ドライブ装置に最適。 同社は、こうした要素技術を応用し今後、製品のシリーズ化を計画している。 |
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