電波プロダクトニュース
061123_02
従来のコンデンサ型に比べサイズが約半分のシリコンMEMS技術で作った超小型マイクロホン このマイクロホンは、サイズが従来のコンデンサ型マイクロホンの約半分、消費電力が3分の1となっている。また、従来型のマイクロホンと同等の音響性能や、電気特性が得られるだけでなく、壊れにくく耐熱性(最大260度C)に優れている。 このため、標準的なプリント基板へのハンダ付けも容易となり、ハンダリフローを含む全自動製造ラインで実装できる。電源は1.5―3.3ボルトで、消費電流は、コンデンサ(ECM)マイクロホンの約3分の1に当たる70マイクロアン ペアに抑えられている。 マイクロホンは、MEMSチップと特定用途向けICで構成され、一つの表面実装型デバイスにパッケージングされている。 MEMSチップは、穴の開いた硬い背面電極と柔軟なシリコン膜で構成されている。このシリコン膜が、キャパシタとして機能し、音圧を静電容量に変換する。この静電容量の変化を、ICが電気信号に変換し、ベースバンドやアンプなどの処理デバイスにこれを伝える。 マイクロホンの感度は、10ミリボルト/Pa、SN比59デシベルAという、高い音響特性を持っているため、コンデンサマイクロホンとの代替が可能である。 パッケージは、4.72×3.76×1.5ミリメートルと、コンパクトで低背となっている。 |
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