電波プロダクトニュース
061019_05
ブルーレイ・ディスク、HD-DVDの次世代DVD再生用の青紫色半導体レーザー 06年500万個、07年1千万個強とみている次世代DVDプレヤー用の低出力タイプ青紫色半導体レーザーの市場拡大に合わせて、168ミリワットの業界最少消費電力、1万時間の長寿命を実現した光出力20ミリワットの再生用低出力タイプ青紫色半導体レーザーを開発、11月1日からサンプル出荷を開始する。サンプル価格1万円(税込み)。パッケージはφ5.6の金属CANパッケージ。 量産は前工程を半導体レーザーのマザー工場である三原工場(広島県三原市)で、後工程を国内協力工場で行う。それぞれ月産能力15万個の専用ラインを設け、11月から量産に入る。 同社ではBD、HD−DVDの次世代DVD用半導体レーザー市場は、現行DVD用の赤色半導体レーザー同様、1億個の市場規模になるには5年ほどかかると予想。06年から立ち上がり、10年にはポータブルプレヤーや車載用などを加え、1億個(うち2千万個は記録用高出力タイプ)規模になるとみている。 このため、今回の再生用の低出力タイプに続いて光出力120ミリ−160ミリワットが必要と言われている記録用の高出力タイプを開発、ラインアップする。青紫色半導体レーザー搭載の光ピックアップも供給する予定。 現在、三原工場で月産2500万個の生産能力を持つ赤外、赤色レーザーで培った結晶成長、導波路、反射、放熱の各技術を活用。再生用低出力レーザーに特化した独自チップ構造により、これまでの青紫色半導体レーザーより消費電力を数ミリワット少ない、168ミリワット(光出力10ミリワット常温時)に抑えた。75度Cでは順電流36.8ミリアンペアで、25度Cでは同41.7ミリアンペアで10ミリワットの光出力が得られる。 また、徹底したプロセスパラメータの管理により、70度C、光出力10ミリワットの連続通電において推定平均故障時間(MTTF)4千時間を達成できるとみている。 |
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