電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
10月19日061019_04 LSIロジック 半導体集積回路 専用IC デジタル情報家電用

次世代デジタル・ビデオ・アプリケーション向けメディア・プロセッサ・アーキテクチャ



米LSIロジック(アビ・タルウォーカー社長兼CEO)は、次世代デジタル・ビデオ・アプリケーション向けのメディア・プロセッサ・アーキテクチャ「Domino・X」を発表した。このアーキテクチャを採用したデバイスの出荷開始は、07年後半を予定。

  新アーキテクチャは、マルチフォーマットに対応する高精細トランスコーディングが可能。ブルーレイ/HD−DVD、STB、およびプロフェッショナル市場向けのHD・H264、VC−1とMPEG−2デジタル・ビデオをサポート、コスト要求の厳しい民生機器にも十分対応する柔軟でスケーラブルが特徴。

  この結果、次世代デジタル・メディア・アプリケーションをコスト効率良く実現できる。

  エレクトロニクス業界において、急速な成長を見せているデジタル・ワールドでは今日、新しいフォーマット、多様性、複雑さ、互換性といった課題が発生している。

  こうした課題に対応しようというのがDomino・X。

  新アーキテクチャの最大の特徴は、デジタル・ビデオのマルチフォーマット・エンコーディング、デコーディング、およびトランスコーディング機能。これにより、モバイル機器からHDTVまで多種多様な製品上でコンテンツを視聴できるように変換し、リフォーマッチングすることを可能にする。

  Domino・Xアーキテクチャは、次のような多くのデジタル・ビデオ・ストリームを処理することができる。

  (1)デュアルHDデコード
  (2)デュアルSDエンコードプラスSDデコード
  (3)HDエンコードプラスSDデコード
  (4)HDからHDへのトランスコード

  H・264HDとMPEG−2HDの間のトランスコーディングは、旧来のデジタル・ビデオ機器と、次世代デジタル・ビデオ機器の連携においても非常に重要である。

  17日に、東京都内で行われたDomino・Xの説明会で、マーケティング担当のティム・ヴェーリング副社長は「拡大するデジタルの世界における最適なアーキテクチャ」と、最先端メディア・プロセッサ・アーキテクチャ開発に対する自信を語った。


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