061013_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
10月13日 |
061013_01 |
スパンション |
半導体集積回路 |
メモリー |
パソコン・OA 機器・LAN用 |
大容量と低コストを両立した4ビット/セルのフラッシュメモリー新技術
スパンションはこのほど、大容量デジタル・コンテンツの保存コストを削減する世界初の4ビット/セルのフラッシュメモリー「MirrorBit Quad」技術を開発した。
新しい技術は、同一フローティングゲートのMLC(マルチ・レベル・セル)NAND型フラッシュメモリー技術に比べ、ビット当たりセルサイズを最大30%小型を可能にする。512メガビット、1ギガビットと2ギガビット製品を、今年の後半から90ナノメートルプロセスで製造する計画。引き続き1/2/4/8/16ギガビット製品を、07年に65ナノメートルプロセスで製造を予定している。
同社の2ビット/セルのMirrorBit同様、二つの異なる電荷量を単一の非導電性窒化膜内の物理的に異なる2カ所に格納。フローティング技術に比べて、基本的なコスト、信頼性、生産性の面で優れる。
「MirrorBit Quadソリューションによる大容量化、小型化、コスト構造の改善は、携帯電話やナビゲーションシステム、STB、あるいはリムーバブル・アプリケーションに関係なく、デバイス内に保存されたデータに容易にアクセスでき、消費者のコンテンツ保存と、アクセス方法に変化をもたらす」(バートランド・カンブー社長兼CEO)。
同社は先に、3番目の事業部としてリムーバブル、デジタルメディア、PC・ストレージなどをターゲットとするソリューションの開発、差別化を目的とした「メディア・ストレージ・ディビジョン」を新設している。
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