電波プロダクトニュース
061004_02
携帯型電子機器に搭載されるリチウムイオン2次電池の2次保護用の小型高精度IC 携帯型電子機器などに搭載されるリチウムイオン電池は、安全性向上のため、保護ICやPTCサーミスタなどによる保護機能を必要とするが、さらに安全性を高めるため、多重に保護する2次保護用ICの需要が高まっている。 新製品は、特に安全性を求められる過充電に対して2次保護を行う。従来製品に対し、遅延時間用タイマーを内蔵することで、外付け部品の削減(遅延用外付けコンデンサ不要)、小型パッケージ(SOT―26)採用により、実装面積の小型化を実現。高精度の検出電圧(4.35ボルトプラスマイナス30ミリボルト)により、リチウムイオン電池パックの高信頼性化を実現した。2―4直の電池パックに対応。 用途は、ノートPC用電池パック、ポータブルDVDプレヤー用電池パック、DSC用電池パックほか。 消費電流2.5マイクロアンペアtyp。過充電検出電圧(各セル当たり)4.35ボルトプラスマイナス30ミリボルト(0―50度C)/4.35ボルトプラスマイナス50ミリボルト(マイナス40―プラス85度C)/4.35ボルトプラスマイナス80ミリボルト(マイナス40―110度C)。過充電検出遅延時間1.2プラスマイナス0.2秒。外形寸法2.9×2.8×1.4ミリメートル(端子を含む)。 |
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