電波プロダクトニュース
061003_08
モジュールを含め厚さ1.3ミリと世界最薄の携帯電話用LCDパネル 【ソウル支局】韓国のLGフィリップスLCD(LPL)はこのほど、モジュールを含めわずか1・3ミリという世界最薄の携帯電話用LCDパネルの開発に成功した。通常1.5−1.8ミリのOLED(有機EL)より薄い同製品は、携帯電話の薄型化をさらに加速させる画期的技術と、同社では自信をみせている。 超薄型ディスプレイは現在、携帯電話用として使われているLCDパネル(通常1.9−2.9ミリ)より32%薄い。これを使用することで、携帯電話はさらに薄型化が可能で、スライド式の電話でも10ミリ以下の端末を製造できるという。 パネル開発には、最大400nitsまでパネルの輝度を高めることができる超薄型LEDバックライト技術を使用され、また導光板にも薄型製品が使われた。 通常のパネルには、LCDコンポーネンツを保護するためにスチール板が必要だが、同社の新パネルは特許出願中の構造緩衝技術を採用して、耐久性を大幅に向上させた。 LPLはきょう3日から米サンフランシスコで開幕する携帯電話用ディスプレイの国際会議「SIDモバイルディスプレイ2006」で披露する。 |
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