電波プロダクトニュース



061003_07
 
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
10月3日061003_07 日本ケミコン 受動部品 コンデンサ 一般産業用

サーボモーターコントローラや汎用スイッチング電源1次側用途のアルミ電解コンデンサ2シリーズ



 日本ケミコンはこのほど、アルミ電解コンデンサで、サーボモーターコントローラ、汎用スイッチング電源一次側用途に、耐充放電特性に優れた基板自立型「KMVシリーズ」、ネジ端子型「RWVシリーズ」を開発した。量産は07年春を予定。

  新製品は、大きな電圧変動に耐える陽極酸化皮膜形成技術を開発することで、0−350ボルトの大きな電圧変動を受けても、劣化しない皮膜を有した電極箔を開発。構造面でも、充放電時の電流集中を抑制する構造を採用し、高速充放電に耐えられる工夫を凝らした。

  これによって、定格電圧の30%以上の高速充放電、および定格電圧の80%の低周波充放電に耐えるコンデンサを開発した。

  電圧変動150ボルト、周波数6キロヘルツでの充放電は5千万回、電圧変動0−350ボルト、1周期60秒の充放電は30万回。

  「KMVシリーズ」は、350−450ボルト定格で、82−1200マイクロFをカバー。耐久性は、105度C3千時間保証。ケースサイズは、φ22×25−φ35×60ミリメートル。

  「RWVシリーズ」は、350−450ボルト定格で、820−1万8千マイクロFをカバー。耐久性は、85度C5千時間保証。ケースサイズは、φ50×60−89×190ミリメートル。

  サーボモーターは、コントローラに実装されるアルミ電解コンデンサのエネルギーを利用して回転、停止、反転を繰り返す。その際に発生する大きな電圧変動でも、ショートモードにならず、高信頼性を維持する目的で開発したもの。

| 全新製品情報 | 一般電子部品:製品別リスト |
|
電子デバイス:製品別リスト | 電子デバイス:用途別リスト|
|
ホームページへ戻る | 次データへ |