電波プロダクトニュース
061003_07
サーボモーターコントローラや汎用スイッチング電源1次側用途のアルミ電解コンデンサ2シリーズ 新製品は、大きな電圧変動に耐える陽極酸化皮膜形成技術を開発することで、0−350ボルトの大きな電圧変動を受けても、劣化しない皮膜を有した電極箔を開発。構造面でも、充放電時の電流集中を抑制する構造を採用し、高速充放電に耐えられる工夫を凝らした。 これによって、定格電圧の30%以上の高速充放電、および定格電圧の80%の低周波充放電に耐えるコンデンサを開発した。 電圧変動150ボルト、周波数6キロヘルツでの充放電は5千万回、電圧変動0−350ボルト、1周期60秒の充放電は30万回。 「KMVシリーズ」は、350−450ボルト定格で、82−1200マイクロFをカバー。耐久性は、105度C3千時間保証。ケースサイズは、φ22×25−φ35×60ミリメートル。 「RWVシリーズ」は、350−450ボルト定格で、820−1万8千マイクロFをカバー。耐久性は、85度C5千時間保証。ケースサイズは、φ50×60−89×190ミリメートル。 サーボモーターは、コントローラに実装されるアルミ電解コンデンサのエネルギーを利用して回転、停止、反転を繰り返す。その際に発生する大きな電圧変動でも、ショートモードにならず、高信頼性を維持する目的で開発したもの。 |
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