電波プロダクトニュース
061002_02
独自のメタルコンポジット磁性材を採用し業界最高の耐熱性(150度C)と耐振動性持つ車載用パワーチョークコイル パナソニック エレクトロニックデバイスは、業界最高の耐熱性と耐振動性を持つ「車載用パワーチョークコイル」の本格量産を開始した。価格は、数量・仕様による。月産30万個からスタート。 同社は、従来のフェライトコアから独自のメタルコンポジット磁性材、同磁性材と細線コイルを一体化する技術を開発。メタルコンポジット磁性材は、金属磁性材のため、高い磁気飽和(一般的なフェライトコア比約2倍以上)と熱安定性を持ち、業界最高の耐熱性(150度C)と大電流対応を実現した。同磁性材は、適度な絶縁機能を持ち、細線コイルと一体成形する工法の確立で、業界最高の耐振動性(30G)を達成している。さらに、コイルの端子接合レス構造を実現することで、過酷な環境下で使用する車載用途に最適な高信頼性を確保した。 同製品は、高耐熱、耐振動に加え、小型化にも成功(同社従来品に比べ体積で約40%減)。7ミリ角サイズ・8ミリ角サイズの2シリーズを揃え、車載用ECUのさらなる小型化に貢献する。 メタルコンポジット磁性材の金属粉末組成と粉末間の絶縁機能の開発により、磁気損失も、同社従来品比約50%低減している(周波数300キロヘルツ)の場合。 外形寸法は、7ミリ角サイズが、縦7.5×横7×高さ5.4ミリ。8ミリ角サイズが、縦8.5×横8×高さ5.4ミリ。 |
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