電波プロダクトニュース
060926_01
携帯電話の液晶ラインなどの静電気放電(ESD)とEMI同時対策用EMIファイルタアレイ 新製品は、携帯電話の液晶ラインなどにおけるEMI対策と同時に、ESDも対策するもの。これまでは、EMIフィルタと積層チップバリスタを個別に搭載していた。 今回の技術は、2×1×0.7ミリメートルサイズ内にインダクタ、コンデンサ、抵抗によるEMIフィルタ機能と、バリスタ機能の異種材質を同時焼結したもの。しかも、4ラインの同時処理が可能である。 高周波領域における減衰特性に優れた新規材料を開発するとともに、内部の微細パターンを正確に形成する技術と、構造の最適化技術によって広帯域のEMI除去特性を実現した。 超小型のワンチップで4ライン分のEMIとESD対策が可能なため、対策部品の搭載点数を削減し、高密度実装化に寄与する。 使用回路に応じて、最適なEMI対策効果が得られるように、コンデンサ容量は3品種(10、15、22pF)を用意。さらに、耐ESD特性は接触8キロボルトを実現している。 |
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