電波プロダクトニュース
060926_02
8チャンネルのオーディオ・データに遅延時間を容易に付加できるディレイコントローラ 音声と映像信号を同時に処理するAV商品においては、一般に音声信号に比べ、データ量の大きい映像信号の処理時間が長くなり、映像が音声信号より遅れて表示されるという問題がある。 このため、声と口の動きを同調させる補正機能(リップシング機能)の要求が高くなってきた。 加えて、AV商品では、次世代光ディスク対応製品の市場拡大が予想されている。音声面では、8チャンネルなど、次世代音声コーデックの採用が予定されており、マルチチャンネル化への対応も必要。 SM5921AFは、外部SRAMを介して、オーディオ・データを蓄積、任意のアドレスにアクセスすることにより、各チャンネルデータに遅延時間を付加できるのが特徴。メーンMCUインターフェイスからコントロールすることにより、遅延時間が容易に設定できる。 最大8チャンネルの入出力信号、32キロヘルツ-192キロヘルツのサンプリングレートに対応している。音声信号のサンプリングレートを限定せず、遅延時間の付加も可能。 従来は、オーディオDSPなどで処理していた負荷の重いメモリーアクセス処理も大幅に軽減できる。 |
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