電波プロダクトニュース



060915_02
 
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
9月15日060915_02 三菱電機 ユニット その他 一般産業用

XSP-E MSAに準拠しDWDM方式に対応した小型光通信用トランシーバ・モジュール


 三菱電機は、業界で初めて毎秒10ギガビット/秒の小型光通信用トランシーバ・モジュールの業界規格XFP―E MSAに準拠し、DWDM(高密度波長分割多重)方式に対応した小型光通信用トランシーバ・モジュール「MF―10KWXB―002ZAシリーズ」=写真=を開発、10月1日からサンプル出荷を開始する。サンプル価格は50万円。量産開始は07年1月。

 新製品は、10ギガビット/秒DWDMに業界でいち早くXFP―E MSAを適用し、高速大容量化と小型化、活線挿抜を実現している。このシリーズを48台使用することで、光ファイバ1本当たり最大480ギガビット/秒の高密度伝送が可能。

 また、従来品で定評のある高性能PLL回路を使用し、9.95ギガ―11.1ギガビット/秒の伝送レートに対応可能としている。これにより、SDH/SONET、10GbE、および10ギガビット/秒ファイバチャンネルなど、伝送レートの異なる伝送システムの構築が可能となる。

 さらに、従来よりも最大20度C高い70度Cの温度環境下でも動作する新開発の光変調器集積レーザーを送信用光源として搭載、高温への耐性が向上したことで、レーザーを冷却するための冷却電力を300ピンMSA準拠品の半分以下としている。

 この製品は、24日から28日までフランスのカンヌで開催されるECOC2006に出展の予定。

| 全新製品情報 | 一般電子部品:製品別リスト |
|
電子デバイス:製品別リスト | 電子デバイス:用途別リスト|
|
ホームページへ戻る | 次データへ |