電波プロダクトニュース
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CDMA2000携帯端末向け基板面積を半分以下にするチップセット 【ニューヨーク支局】米クアルコムは28日、このところ需要が急増している新興市場向け「CDMA2000」方式携帯端末を、迅速かつコスト効率よく開発するためのシングルチップ・ソリューション「QSC1100」を発表した。 同チップセットは、ベースバンド・モデム、RFトランシーバ、電力管理チップ、システムメモリーを統合しており、携帯端末開発に要するディスクリート部品の点数を削減。これにより、基板面積を従来比50%以上縮小することができる。 メーカーは、新興市場向けに小型で薄い端末を短期間に開発し、低価格で消費者に提供できるようになる。 このチップは、ダウンロード可能な多重和音の着信音、カラーディスプレイをサポート。現行のCDMA2000方式の端末と比べて通話時間を2倍にすることが可能だ。 さらに、新興市場での急激な携帯電話加入者の伸びに対応するため、通信事業者がネットワーク容量を最大で現行の2倍に拡大できる多彩な技術を提供するとしている。周波数は450、800、1900、2100メ ガヘルツに対応。 同チップソリューションは回路線幅65ナノメートルのプロセス技術で生産され、07年下半期までにサンプル出荷を開始する予定。 |
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