電波プロダクトニュース
060828_02
携帯電子機器・携帯電話向けピッチ幅0.4ミリパッケージに収納の世界最小のクラスABアンプ2種 ナショナルセミコンダクタージャパンはこのほど、ピッチ幅0.4ミリメートルの世界最小micro SMDパッケージに収納した二つのBoomerクラスABアンプ「LM4941」と「LM4985」を発売した。 価格は、それぞれ75円と175円(1千個購入時の単価)。 LM4941は、1.25ワット(8オーム負荷)のクラスABオーディオアンプで、RFノイズ特性が、最大20デシベルの独自のRFノイズ抑制回路を内蔵している。THD-N(全高調波歪みプラスノイズ)は、0.04%となっている。また、5ボルト単一電源使用時の静止電流を、1.7ミリアンペアの低レベルに抑えている。 LM4985は、低ノイズのステレオ・ヘッドホンアンプで、2IC対応方式の32ステップのノンリニア・ボリュームコントロール機能を備えており、システムのボリュームコントロールの分解能を向上させるためのソフトウエアが不要である。 また、音質を高めるためにボリュームコントロールの特性曲線を、人間の耳に合わせてキメ細かく調整している。同時に、OCL(出力キャパシタレス)モードで、16オーム負荷ではチャンネル当たり68ミリワット、32オーム負荷に対しては、同38ミリワットの連続平均出力をTHD-N1%で得ることができる。 主な用途は、携帯電子機器、MP3プレヤー、携帯電話など。 |
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