電波プロダクトニュース
060825_04
微弱・特定小電力無線機器の通信範囲を拡大させるミキサーICと波形整形回路 微弱・特定小電力無線は、電波の出力パワーが10ミリワット以下に限られ、より通信範囲の拡大には高精度な信号処理回路が必要とされる。最近では、微弱・特定小電力無線を活用し、キロメートル単位の通信を要求する自動車監視システムなどの開発が活発で、高精度化要求が高まっている。 「同2288」は、アンテナで受信した高周波数(RF)信号と、局部発振回路からローカル信号を入力し、中間周波数(IF)信号へ周波数変換するミキサーIC。変換利得は870オームのモノリシック水晶フィルタ使用時で9.0デシベルを誇る。また、温度特性はマイナス40―プラス85度Cの範囲で、変換利得偏差プラスマイナス2.0デシベルを達成。パッケージは、2.9×2.8×1.3ミリの「SOT―23―6」。 「同2299」は、受信部IF検波回路のアナログ出力波形をデジタルデータに変換するIC。急速充電機能を搭載、電源オン時の応答特性を高速化。また、IF検波回路からのアナログ波形ピーク値の検出と、その値を保持することで、弱電界時のデータ読み取りエラーの低減と連続同一ビットでのデータ読み取り精度を向上。パッケージは2.9×4×1ミリサイズの「TVSP―10」を採用。 |
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