060825_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
8月25日 |
060825_03 |
日立金属 |
ユニット |
センサーモジュール |
一般民生用 |
デジタル信号を出力する低消費電力タイプの世界最小の3軸加速度センサー
日立金属はこのほど、デジタル信号を出力する世界最小(パッケージ寸法2.9×2.9×0.92ミリメートル)の3軸加速度センサー「H30CD」を開発した。10月からのサンプル出荷を予定している。
新製品は、独自の素子設計技術、回路設計技術、実装技術を駆使し、同社従来品H34CD(外形寸法3.4×3.7×0.92ミリメートル)よりも、さらに小型のデジタル出力3軸加速度センサーを開発したもの。従来品同様のセンサー特性と、高度な落下判定機能を装備しており、小型機器への搭載が一層容易となる。
消費電流は、電源電圧3ボルト時0.35ミリアンペア、待機電流1マイクロアンペア以下の低消費電力タイプ。センサー自身で誤検出信号を補正する自己完結型の落下検知機能。温度センサー内蔵により、特性変化を自動的に補正。事前設定した加速度を検知し、信号を出力する機能を備えている。インターフェイスは I2C。耐衝撃性5000グラム以上。
用途は携帯電話、AV機器、パソコンなどの携帯機器や、ITS関係、セキュリティシステム、医療・健康機器、ゲーム機器など。
同社は、3軸加速度センサー事業の売上高として、06年度に20億円、08年度には70億円を計画。
3軸加速度センサーは、DVCやノートPCなどのHDD搭載機器の落下検出、音楽プレヤー、携帯電話、カーナビなどの加速度検出、ATMの衝撃異常検出などの幅広い用途で市場が急激に拡大している。
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