電波プロダクトニュース
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優れたワット性能比と卓越した仮想化機能を特徴とする次世代「オプテロン」プロセッサ 【ニューヨーク支局】米AMDは15日、優れたワット性能比と卓越した仮想化機能を特徴とする次世代「Opteron(オプテロン)」プロセッサファミリを発表した。同ファミリは、同じ熱設計電力の枠内でネイティブなクアッドコア(一つのチップに4個のコアを搭載)への更新を計画しているx86サーバー向けの唯一のプロセッサ。これにより、顧客はデータセンターのインフラを変更しなくてもコンピューティング性能を高められるとAMDは説明する。 次世代「オプテロン」プロセッサは、AMDの革新的な「ダイレクト・コネクト・アーキテクチャ」をベースとする。これは、x86ベースの32/64ビットコンピューティングを実現し、従来のフロントサイドバスによるシステムのボトルネックを解消する業界初のアーキテクチャ。これにより顧客に1ウエイ、2ウエイ、4ウエイ、8ウエイのシステム全般にわたってプロセッサコアの継続性と安定性を提供する。 さらに、SMP(対称型マルチプロセッサ)向けには今後7年間で2つのソケットしか予定されていないため、データセンター向けの製品、プラットフォームに簡素化、長寿命、安定性を求める顧客に成長戦略を提供できるとしている。 次世代プロセッサはまた、AMDの電源管理技術「パワー・ナウ!」とエネルギー効率に優れたDDR2メモリーにより、同じ熱設計枠内で動作するシングルコアの「オプテロン」に比べ大幅にワット性能を改善。データセンター管理にで、最大の関心事となっている電力消費の問題に対応する。 AMDは今回、07年央の投入を予定しているネイティブ・クアッドコア「オプテロン」プロセッサの設計が完了したことも表明。このクアッドコアは最新「オプテロン」ファミリと電力、放熱、ソケットに関し互換性を有する。 新プロセッサをベースとするプラットフォームは、世界中のOEMを通じて過去最高の規模で提供される見通し。既に米ヒューレット・パッカード(HP)やIBMが、サーバーの新製品に新「オプテロン」ベース・プラットフォームの採用を決めている。 次世代「オプテロン」ファミリは6種。価格は1千個一括受注で749-2649ドル。 |
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