電波プロダクトニュース
060720_03
基幹業務システム向けハイエンドサーバー用プロセッサ「Itanium2ファミリー」6製品 出荷を開始したItanium2 9000番台は、最上位製品「9050」など6製品で、うち「9010」はシングルコア版で、消費電力を75ワットに抑えている。 「9050」は、動作周波数1.6ギガヘルツで24メガバイトL3キャッシュ搭載、消費電力は104ワット。前世代のシングルコア版Itanium2と比べ、性能で最大2倍、電力効率も最大2割程度向上し、消費電力当たりの性能は約2.5倍向上した。トランジスタ集積数は17億2千万個としている。 インテル独自の仮想化技術「バーチャライゼーション・テクノロジー」のほか、キャッシュとデータの損傷を防止する「キャッシュ・セーフ・テクノロジー」や先進的なエラー処理と復旧を可能にする「マシーン・チェック・アーキテクチャー」などを搭載し信頼性も高めた。 会見した米インテル社のトーマス・キルロイ副社長(デジタル・エンタープライズ事業本部長)は「Itanium2対応アプリケーションソフトはすでに8200本以上を数え、世界的なコンピュータシステムメーカーからのサポートも得ている。サーバーシステムのユーザーは、豊富なOSに対応し、アプリケーションソフトが揃うItanium2により、柔軟性、自由度、信頼性が提供される」と語った。 Itanium2 9000番台製品搭載サーバーの製品化については、国内では日本SGI、日本電気、日本ヒューレット・パッカード、日本ユニシス、日立製作所、富士通などが計画している。 |
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