060613_01 三菱電機

060613_01
　

日付		メーカー名	製品分類	分類	用途
6月13日	060613_01	三菱電機	半導体素子	ディスクリート	自動車機器用

7.2ボルト動作の業務用無線機器の電力増幅器向け業界最高出力のMOSFET

　三菱電機はこのほど、７.２ボルトで動作する業務用無線機の電力増幅器用として、業界最高の出力を実現したＭＯＳＦＥＴ「ＲＤ１２ＭＶＰ１」（税抜きサンプル価格＝７６０円）「ＲＤ０９ＭＵＰ２」（同８００円）「ＲＤ０５ＭＭＰ１」（同８９０円）を開発、７月１日からサンプル出荷を開始する。量産は８月の予定。

　新製品は、周波数帯ごとに最適な製造プロセスを採用することにより、業界最高の出力を実現した。ＶＨＦ帯で従来比４３％増の１０ワット以上（１７５メガヘルツ）のＲＤ１２ＭＶＰ１、ＵＨＦ帯で従来比１４％増の８ワット以上（５２０メガヘルツ）の出力が可能なＲＤ０９ＭＵＰ２と、新たに９００メガヘルツ帯向けに、出力５.５ワット以上のＲＤ０５ＭＭＰ１もラインアップした。サイズは、いずれも６.２×８.０×１.８ミリメートル。

　これらの製品は、素子の形状を見直し、端子と反対側の素子上面に放熱面を配置する新放熱構造を採用している。これにより、無線機に実装した状態での放熱特性が改善される。

　同社では、０７年末をメドに、１２.５ボルトの車両用バッテリで動作する製品の出荷開始を計画中である。