電波プロダクトニュース
060525_02
携帯電話向けカメラモジュール用ピエゾアクチュエータドライバIC 新製品は、圧電素子の特徴を利用したピエゾアクチュエータによるオートフォーカス(AF)機構のドライバIC。2ICインターフェイスによるシリアル入力で、ピエゾ駆動波形を外部設定。立ち上がり、立ち下がりタイミングをクロックカウント数で設定できる。広範囲のクロック周波数に対応して、出力パワートランジスタとホールバイアス回路や、ホールアンプ回路など、位置検出に必要な周辺回路を取り込み、焦点合わせ制御を行うDSPの負荷を大幅に低減できる。 このほか(1)EN入力によりICの起動・停止を制御できる(2)2ICインターフェイスだけでのアクチュエータ動作制御も可能で、ポート数の削減につながる(3)サーマル保護、漏電検出保護回路を内蔵-などが特徴となっている。 LV8091LPの使用により、部品点数の削減による小型化や、カメラシステムの安定動作の実現が可能になるほか、低消費電力化にも貢献できる。また、ピエゾアクチュエータ駆動AFの機構設計が簡素化できる。 海外でも携帯電話へのカメラ搭載が進んでおり、ピエゾアクチュエータ駆動AF式は将来、ステッピングモーターやボイスコイルによる制御を上回り、4割程度の構成比と見ており、対応を強化する。サンプル価格は1個200円。06年末で月産50万個を計画する。 |
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