電波プロダクトニュース
060510_01
各種携帯機器向け渦巻き状バネによる安定した面接続を実現し、着脱可能な基板間接続を実現するコンタクトボード アルプス電気は9日、マイクロコンタクト技術を応用し、着脱が可能な基板間接続を実現する「基板間接続用コンタクトボード」の基礎技術の開発を終了し、今年10月上旬からサンプル出荷を開始すると発表した。渦巻き状のバネにより、面接続を行う接続部品で、通常のコネクタ接続と比較し、実装面積削減や信号劣化の抑制に貢献する。 スイッチやコネクタの開発で培ってきた接点技術、微細ながら高性能な接点バネ材料を開発した材料技術、接触理論とバネ自体の耐久性を両立したバネ設計技術を駆使し、軽接触荷重で安定した面接続を生み出す渦巻き状バネの開発・応用した接続部品を実現した。 接点部は、独特の渦巻き状バネとなり、平面電極へバネを押し当てる形での圧接接続を行う。 従来のハンダ接続は、一度ハンダ付けすると、基板、搭載チップやモジュール、またはハンダ付け自体に問題があると、基板ごと破棄するか、大きな費用をかけたやり直し作業が必要だったが、基板間接続用コンタクトボードを使用することで、チップやモジュール、基板の交換による修復が可能となる。 圧接接続のため、接続個所のスペースの極小化が図れ、セットの薄型・小型化に寄与。 接点の線路長が短く、伝送信号の劣化を最小に抑えることができ、チップやモジュール本来の性能を損なうことなく、セットの高性能化に貢献する。 用途は、携帯電話、各種携帯情報端末、小型ゲーム機器など。 |
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