電波プロダクトニュース
060427_02
OFDM(直交周波数分割多重方式)採用のモバイル放送用シングルチップ2品種 【ラスベガス(米ネバダ州)=フェルナンド・レイエス特派員】米テキサス・インスツルメンツ(TI)は、27日まで当地で開催中のNAB2006で、「ハリウッド」シリーズのモバイル放送用シングルチップ「DTV1001」と「DTV1000」の2品種を発表した。 DTV1001は日本のISDB-T規格のモバイル放送向け。モバイルテレビチューナとデモジュレータを1個の半導体チップに統合した。DTV1000は、欧州、米国、アジアの一部で採用されているDVB-H規格向け。 ISDB-T、DVB-HはどちらもOFDM(直交周波数分割多重方式)を採用しており、良好な分光効果と、ゴースト減少や音のゆがみを防ぐことができる。ハリウッドシリーズは、2個のチップまたはシステム・イン・パッケージ(SIP)を1個の90ナノメートルプロセス技術による半導体チップに統合したもの。このチップの採用で製品の小型化、材料費の圧縮、省エネ、出荷効率の向上、放送事業者のサービス向上に貢献できる、などのメリットが得られるという。 |
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