電波プロダクトニュース
060421_01
2.4/5ギガヘルツ両バンドに対応した無線LAN用パワーアンプ ルネサステクノロジはこのほど、無線LAN端末の送信電力を増幅するパワーアンプ「HA31010」を開発、6月からサンプル出荷を開始する。サンプル価格は315円。07年1月から月20万個で生産を開始し、7月から月100万個で生産の予定。 HA31010は、2.4ギガヘルツと5ギガヘルツの無線LANに対応したSiGe MMICで、両周波数の増幅回路をワンチップ化し、デュアルバンドに対応させている。各周波数、それぞれ2つのMMICを実装した場合と比べ、実装面積を約40%削減できる。 また、高利得、低消費電流を実現しており、2.4ギガヘルツ時の電力利得は28デシベル、消費電流は130ミリアンペア、5ギガヘルツ時は電力利得24デシベル、消費電流160ミリアンペアとなっている。 さらに使い勝手の良いSiGe―CMOSプロセスの採用により、MOSFETを用いたスイッチング回路を内蔵している。このため、外付けスイッチデバイスを追加することなく、増幅回路のバンド切り替えや、送受信回路の切り替えが容易に行える。 そのほか、スタンバイ時に流れる電流が0.1マイクロアンペア以下と少ないため、低消費電力化が図れる。自動出力電力制御機能のためのセンサーとなる出力検波回路も内蔵しており、部品点数の削減や、実装基板の小型化が可能となる。 |
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