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液晶ソースドライバICを駆動する制御ICを削減できる液晶ドライバIC  ＮＥＣエレクトロニクスはこのほど、液晶ソースドライバＩＣを駆動する制御ＩＣを、従来に比べて最大４分の１にまで削減できるインターフェイス「ＰＰｍＬ」を搭載した液晶ドライバＩＣ「μＰＤ１６０２９０」を開発、１８日からサンプル出荷を開始した。サンプル価格は１千円。量産は今年末を計画しており、月１００万個を見込んでいる。 新製品は、ディスプレイ上の液晶ドライバＩＣ最大１６個を１つのタイミングコントローラＩＣで直接制御できるインターフェイス技術ＰＰｍＬを開発、これにより、フルＨＤサイズの画面を制御するのに２―４個必要だったタイミングコントローラＩＣを削減した。 また、アナログデータを高度に処理する技術の開発により、Ｄ／Ａコンバータの処理性能を、現行の１０ビットから１２ビットに向上させた。これにより、表示色を１０億色から６８７億色へと大幅に増加させることができる。 さらに、出力ブロックごとに搭載され、面積の大半を占めるＤ／Ａコンバータの回路サイズを小型化する技術を開発、従来に比べて、約４割多い７２０チャンネルの出力端子数を実現した。これにより、フルＨＤ画面を表示するのに４８０チャンネルの液晶ドライバＩＣを用いた場合より４個少ない８個で表示することが可能となる。 | ||||||||||||